最近自撮り棒の代替品として話題に上がるようになってきたのが自撮りレンズ、もしくはセルカレンズです。
一体全体これは何なのでしょうか…?調べてまとめてみたのでご覧下さい。
自撮りレンズ/セルカレンズとは
まずは写真から見ていきましょう。自撮りレンズというのはこういうのですね。
セルカレンズ 超広角0.4倍レンズ |
自撮り棒はスマホを接続して使う製品でしたが、自撮りレンズはスマホにはさんで使います。高級なカメラはレンズだけ取り外して使えますが、似たような事をスマホでやってしまおうというわけですね。
拡大倍率が0.4倍とありますね。倍率がマイナスにされるということはつまりこのレンズを付けて写真を撮ると撮った写真は引いたところから撮ったように見えるのです。
上の画像が自撮りレンズで撮った場合のサンプルだそうです。自撮り棒ほどではありませんが、たしかに背景がかなり多めに写っていますね!
自撮りレンズのメリット
自撮りレンズのメリットはやはりお手軽さにつきると言っていいでしょう。自撮り棒はセットからなにやらで実際に撮影するまで時間が掛かりましたが、自撮りレンズはクリップではさむだけでいきなり撮影できます。
また、自撮りレンズは自撮り棒が禁止されている場所でも使うことが出来ます。例えばディズニーランドでは自撮り棒を含む全ての一脚が禁止されておりますが、自撮りレンズは一脚では無いので胸を張って使うことが可能となっています。
最近では自撮り棒の利用を規制している場所などもかなり多くなってきているので、その規制を無視して自撮り棒風の写真が撮れるというのはいいですね。
自撮りレンズのデメリット
自撮りレンズのデメリットはまずケラレの発生の可能性です。
聞いたことが無い単語が出てきましたね。ケラレというのはこういうのです。
写真の端が切れてしまっていますね。これはレンズがあまりにも広角すぎてレンズの端が写ってしまっているのです。
プロはいいレンズを使ったり編集をしたりしてこのケラレを無くすらしいのですが、自撮りレンズはそんなに高価な物では無いので撮り方によってはこのケラレが発生してしまうようです。
また、自撮りレンズはレンズを正しく中央に配置しなければいつまでたってもピントが合わないという事もあるそうです。
写真の端に何か写ったら耐えられないちょっと潔癖的な人や、もしくは自撮りレンズを中央に合わせるみたいな細かい作業が苦手な人にはちょっと自撮りレンズは難しいかもしれませんね。
自撮り棒との違い
自撮り棒との違いはもう火を見るよりも明らかですね。自撮り棒はスマホにセットして撮影する必要があるのに比べて自撮りレンズはスマホに挟むだけで使えます。お手軽さだけで言えば有線の自撮り棒の30倍くらいは自撮りレンズの方がお手軽です。
ただし、やはり引いた写真を撮るという点では自撮り棒の方が勝っています。結局遠くから写真を撮っているように見せかける為のレンズであるため、実際に遠くから撮っている自撮り棒と比べると広範囲は写しづらくなっています。
例えば自分よりもむしろ美しい背景を重視して撮影したい場合は自撮り棒のほうが向いていますね。
セルカレンズ 超広角0.4倍レンズ |