セルカレンズを購入する際に絶対に耳にする聞き慣れない単語、それが「ケラレ」です。
ケラレがあると画質がどうなるだとかいろいろ噂を聞きますが…そのケラレとは何なのか今回は解説していきます。
ケラレとは
ケラレというのは簡単に説明するとレンズを付けて撮影をした際に写真の端に現れる黒い枠の事を指します。
おおむねどんな感じに欠けるのか、写真を見てみましょう。
画面の左上、右上、左下、右下が黒く欠けていますね。これがケラレと呼ばれている物です。セルカレンズのような引いた所から写るように見せかけるレンズを使って撮影すると、このケラレが出来てしまう事があるのです。
このケラレはいったい何なのかというと…これはレンズのふち自身が写ってしまっているのです。セルカレンズを装着して撮影をすると引いた状態で撮影が可能となりますが、あまりにも引きすぎてふちまで写っているというわけです。
光が足りなくてもケラレになりますが、セルカレンズの場合はふちが写ることが大多数だそうです。
何かに例えてみましょう。セルカレンズを付けると視野が広がり、通常よりも全方位がよく見えるようになります。これは目玉を上に向けながら右に向けながら下に向けながら左に向けている状態です。シマウマはかなりの包囲を同時に見渡せると言いますが、そんな感じです。
全方位を同時に見られると言うことはつまり同じ場所を撮影してもいつもより多く背景を撮影出来る、つまり引いた状態からの撮影となるわけです。
ところがあまりにも視野が広がったことにより、レンズのふち自体も写ってしまう…というわけですね。
適当に砕いて説明するならメガネをかけた状態でメガネを顔から少し離すとメガネのふちが見えるみたいな感じです。
ケラレの対策・防止方法
ケラレの対策や防止方法はいくつかあります。
1.レンズの位置ずれ
レンズをちゃんと中央に装着していないとケラレが起きやすくなります。どうしてもケラレが起きてしまう場合はレンズの位置を何度も調節してみましょう。スマホ自体のレンズがセルカレンズの中央に来るのが理想的な位置です。
2.光不足
光が足りなくてケラレになってしまう場合もあるようです。室内など暗いところで撮影する場合はフラッシュをたくなどして明るくしましょう。
3.レンズの改造
レンズのふちを削ったり、押し込んだりすることによりケラレを改善することが出来るようです。ただ、あまり強くやり過ぎてレンズを傷つけないよう気をつけましょう。
4.撮影サイズをスクエアに変更
撮れる写真の形は真四角になりますが、少なくともケラレは無くなります。iPhoneの場合はカメラを立ち上げた後にスワイプして「スクエア」を選ぶだけです。
もしくは撮影後に欠けている所のみトリミングをしてもいいですね。
考えられるケラレ対策はこれくらいです。ケラレに悩まされている人は試してみましょう。
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